心理臨床家の独り言

臨床心理士・公認心理師として日々カウンセリングを行っています。何気ない日常の中で感じたこと、考えたことを綴っています。

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心のレジリエンス

私たちの人生には、ストレスや困難がつきものです。仕事のプレッシャー、人間関係の悩み、予期せぬ出来事…。そんなとき、どのように心を保ち、乗り越えていくかが重要になります。

この「乗り越える力」、つまり「レジリエンス(心の回復力)」は、生まれつき備わっているものではなく、意識的に育てることができるのです。

レジリエンスとは?

レジリエンスとは、ストレスや逆境に直面したときに、折れずに持ちこたえ、回復する力のこと。これは「強さ」だけではなく、「しなやかさ」も含んでいます。

レジリエンスの高い人は、困難をただ耐え抜くだけでなく、その経験を通して成長することができます。

レジリエンスを高める3つのポイント

① 自分の感情を受け入れる

ストレスや不安を感じたとき、「こんな気持ちになってはいけない」と押し込めてしまうことはありませんか?

レジリエンスを育てる第一歩は、どんな感情も否定せずに受け入れること。

「私は今、こう感じているんだな」と気づき、それを認めるだけで、心が少し落ち着くことがあります。

② セルフコンパッションを持つ

レジリエンスを高めるためには、自分に優しくすることも大切です。失敗やミスをしてしまったとき、「なんでこんなこともできないんだろう」と自分を責めるのではなく、「こんな日もあるよね」「今までよく頑張ってきた」と自分を励ましてあげましょう。

自己批判ではなく、自分をいたわる気持ちが、困難を乗り越える力を育てます。

③ マインドフルネスを実践する

レジリエンスを強化する方法の一つとして、マインドフルネス瞑想が効果的です。今この瞬間に意識を向けることで、ストレスに圧倒されることなく、冷静に対処できる力が身についていきます。

「レジリエンス瞑想」では、呼吸に意識を向けながら、自分の心をしなやかに保つ練習をしていきます。

困難の中で成長する

レジリエンスのある人は、困難をただ「耐える」だけではなく、その経験から学び、成長することができます。

「この出来事を通して、私は何を学べるだろう?」と問いかけてみることで、どんな状況でも前向きな視点を持つことができます。

まとめ

レジリエンスは、特別な人だけが持っている能力ではなく、誰もが育てることができます。

  • 感情を受け入れる
  • 自分に優しくする
  • マインドフルネスを実践する

これらを意識することで、ストレスに負けないしなやかな心が育ちます。

困難に直面したときこそ、自分を大切にしながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

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