心理臨床家の独り言

臨床心理士・公認心理師として日々カウンセリングを行っています。何気ない日常の中で感じたこと、考えたことを綴っています。

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五感を使ってマインドフルネスになる

日々の忙しさの中で、私たちは無意識に時間を過ごし、目の前の出来事に気づかずにいることがよくあります。そんなときに役立つのが「五感を使ったマインドフルネス」です。

五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を意識することで、今この瞬間に集中し、心を落ち着けることができます。特別な準備は必要なく、日常の中で簡単に取り入れられるのが魅力です。

1. 視覚(見る)

周囲の景色や色の変化を意識的に眺めてみましょう。窓の外の風景、部屋の中にあるもの、自然の中の色合いを観察するだけで、心が落ち着きます。例えば、空の青さや雲の形に注目したり、好きな植物の葉の揺れをじっくり見るだけでも、視覚を通じたマインドフルネスができます。

2. 聴覚(聞く)

普段は気に留めない音に耳を澄ませてみましょう。風の音、鳥のさえずり、人の話し声、足音、遠くの車の音など、周囲にはさまざまな音が広がっています。好きな音楽を一音一音丁寧に聴くことも、マインドフルネスの実践になります。

3. 触覚(触れる)

手に触れるものの質感を意識すると、心が落ち着きます。温かい飲み物のカップを手に取ったときの温もり、洋服の布の感触、足元の床の冷たさや柔らかさなど、普段何気なく触れているものの感触に注意を向けてみましょう。

4. 嗅覚(香りを感じる)

香りは記憶や感情と深く結びついています。コーヒーの香り、花の匂い、雨上がりの空気の匂いなど、普段何気なく感じている香りに意識を向けることで、リラックスしたり気分転換することができます。

5. 味覚(味わう)

食事をするとき、ただ食べるのではなく、一口ごとに味や食感をじっくり感じてみましょう。甘さ、苦み、酸味、塩味、うま味を意識しながら食べることで、食事の満足感も高まり、過食を防ぐことにもつながります。

五感を意識することで得られる効果

五感を使ったマインドフルネスを取り入れると、以下のようなメリットがあります。

  • ストレスの軽減
  • 気持ちが落ち着き、リラックスできる
  • 注意力や集中力の向上
  • 日常の中で小さな幸せを見つけられる

五感を通じたマインドフルネスは、忙しい日々の中でも手軽に実践できます。今この瞬間に意識を向け、心を穏やかにする習慣を取り入れてみませんか?

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