心理臨床家の独り言

臨床心理士・公認心理師として日々カウンセリングを行っています。何気ない日常の中で感じたこと、考えたことを綴っています。

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七夕の夜に

~七夕の夜に、心の願いをそっと思い描く~

今日は七夕ですね。
織姫と彦星が一年に一度だけ会えるといわれるこの日、
夜空を見上げて短冊に願いごとを書いたことがある方も多いのではないでしょうか。

「願う」という行為には、ただの夢を描く以上の力があります。
心理学では、未来に希望を持つことや「こうなりたい自分」を想像することが、落ち込んだ心を癒し、行動を前向きに変える大切な一歩になると考えられています。

毎日を過ごす中で、思うようにいかないことや心が折れそうになる瞬間は、きっと誰にでもあります。
そんなとき、心の奥にほんの小さくてもいいから「願い」を灯しておくことは自分自身を支える優しい力になります。

たとえ今日がうまくいかなくても、心のどこかに「きっと大丈夫」「こうなりたい」という思いがあるだけで、
明日を見る気持ちは少し変わります。

今夜は、七夕の夜空にそっと願いごとを心の中で唱えてみてください。
「これからも自分を大切にできますように」
「大切な人たちが幸せでいられますように」
「心穏やかに過ごせますように」

どんな願いも、それを思い浮かべるだけで
心をあたたかく包んでくれるものです。

願いはきっとすぐに形になるものではありません。
それでも、少しずつ心の中で育てていくことで、
未来の自分の支えになる大事な種になります。

どうか今夜は、あなた自身のために静かなひとときを過ごせますように。
そして七夕の優しい光が、心にそっと寄り添ってくれますように。

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